地元の小学生50人が勉強にやってきました。
瓦ではなく戦争についてです。
我が家の敷地内には防空壕跡があります。
昭和20年6月18日深夜、米軍爆撃機89機が四日市近郊に11,000発の焼夷弾を投下。そのうちの1発が防空壕に直撃し、当時4歳だった私の伯父を含めた3名が亡くなりました。
同じ防空壕に入っていた私の父の従兄弟にあたるKさんは火傷を負いながらも生き残り、その時の様子を生々しく語ってくれます。
迫りくる爆撃機の音。
突然崩れる壁と炎の熱さ。想像しただけでも恐ろしいですが、それを体験したKさんは当時小学生。どれほどの恐怖だったか…。
瓦や雅楽など、世界に誇れる日本文化を残し活かして創造することも大事です。しかし、戦争という理不尽な破壊があった事実も、語り継がなければならないと改めて思いました。